ロッタの映画日和

地味~に更新中? 最近は映画館通いも倹約中。。。

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親密すぎるうちあけ話

パトリス・ルコントの新作『親密すぎるうちあけ話』は、ちょっと変わったロマンスです。

税理士のウィリアムは、孤独で恋人と別れて傷心の日々を送っていますが、そこに突然見知らぬ女性が尋ねてきます。
彼女はいきなり夫との悩みを打ち明け始め、そこで彼は同じフロアの精神科医と間違えられていることに気が付きますが、そのまま話を聞き、次の約束までしてしまいます。
そんな些細な誤解から始まった、奇妙な物語。



憂鬱な毎日が突然刺激的なものに変わり、ウィリアムは彼女を待ち焦がれるようになり、間違えられた精神科医の元に自分が通うはめにもなるのです。
彼の楽しみは、部屋の向かいのホテルの覗き見くらいで、元恋人はさっさと新しい彼氏を紹介する始末。なんて憂鬱!(>_<)

一方のアンヌも、自分の誤解に気が付いてからも、定期的にウィリアムの元を訪れます。
劇中、精神科医の台詞に、
「今は誰も人の話を聞かないからね」
という意味の言葉がありましたが、確かにそうかもしれません。
特に、映画の中のフランス女性は、自分中心で全く人の話に耳を傾けません。
不幸なアクシデントから、夫の愛情が離れた今だからこそ、ウィリアムのようにじっと話を聞いてくれる存在が大きくなっていくのでしょう。

静かに、繊細に愛情を育てていく二人ですが、なかなか距離は縮まりません。
パリでの憂鬱で薄暗い絵が、ラストは南に下って一気に明るくなります。
ルコントの映像は、綺麗で大人な感じが素敵です。
最後の最後に、アンヌを追いかけて南仏へと旅立ったウィリアムの表情も、臆病で神経質な感じが抜けて、違う表情を見せていたのが印象的でした。
大人のロマンスって感じだな~。フランス映画なのに、もどかしいのが珍しいですね(笑)
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