ロッタの映画日和

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敬愛なるベートーヴェン

孤高の音楽家ベートーヴェン、歴史に隠されたもう1つの物語。“第九”誕生の裏に、耳の聴こえないベートーヴェンを支えた女性がいた」

『敬愛なるベートーヴェン』。これは架空の物語です。けれども、ベートーヴェンの音楽に偽りはありません。
有名な交響曲第九番の初演を控えたベートーヴェン(かなりの悪筆で有名)の写譜を手伝う事になった、作曲家志望のアンナは、「女なんぞ!」と激昂する彼にひるむことなく、彼に正面から向かい合います。
粗野で下品、怒りっぽいときたら、誰しも敬遠するのは当たり前。
なのにアンナは、これを好機と受け止め、彼の音楽を尊敬し、彼を支えます。
ベートーヴェンが溺愛する甥のカールにさえも、敬遠される孤独な魂。
それに寄り添いながら、アンナは第九の譜面を写し続けます。

この映画の見所は、第九の初演シーン。
難聴で全く耳が聞こえないながらも、自らタクトを振る事を主張し続けたベートーヴェンは、舞台の影からのアンナの助けによって2時間の演奏を乗り切りました。
ダイナミックで美しいオーケストラとコーラスの紡ぎ出す音の洪水に、圧倒されました。
それだけで観る価値はあります。ベートーヴェンがお好きならば。

物語の終章は、『大フーガ』の作曲と、ベートーヴェンの病の悪化と合わさって、一気に下降していきます。
第九で観衆に熱狂されながらも、この曲の難解さは周囲の理解を得られませんでした。
交響曲第五番『運命』でさえ、メンデルスゾーンの出現まで、成功を見なかったと言いますから、珍しい事ではありません。
けれども、彼の曲を敬愛するアンナには、「神の声を聞く」ベートーヴェンが分かるのです。
たとえ、曲自体は理解できなくとも。
アンナに対して、寂しそうな安堵の表情を浮かべる表情が印象的でした。

ベートーヴェン役のエド・ハリスの演技力と、アンナ役のダイアン・クルーガーの美しさが際立ってました。
『不滅の恋 ベートーヴェン』も良い映画でしたね。
ベートーヴェンの音楽は、何度聴いても素晴らしいです。
第九はまだ歌った事がないので、一度歌ってたいんだけどな~。
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