ロッタの映画日和

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クイーン

やっと観ました『クイーン』。今年のアカデミー主演女優賞を勝ち取った、ヘレン・ミレンに圧倒されっぱなし。
最初のシーンから、あの威厳と鋭い眼差しに、思わず背筋が伸びました。

1997年8月30日、ダイアナ元妃がパリで交通事故に遭い亡くなった衝撃の夜から、葬儀までの1週間。
チャールズ王太子と離婚した彼女は、最早王族の一員ではなく民間人。エリザベス女王にとっても王族にとっても、本来なら公式にすることなど何もなく、ただ残された二人の王子を案じることが大事だったはずでした。
予想外の国民の悲しみが、やがて女王に対する怒りに変わるまでは・・・。

あれから10年も経つんですね。本当に衝撃的なニュースでした。
「人々に愛されたプリンセス」でしたが、その事故の前は、いろんなゴシップを書かれていた彼女とその周辺。
事故に遭った時も、恋人と一緒だったんでしたね。
彼女の物語はこれまでに幾度となくクローズアップされていましたが、エリザベス女王に焦点を当てたものは、あまりありませんでした(さすがに)。

女王は神と国民に身を捧げる者。歴史と伝統の守る中で、背負うものの重さに耐えながら、威厳を保つことのなんと大変なことか。その昔、継承権が男子優先だった頃「弟が生まれればいい」と願っていた少女が、若くして国を統べる立場になった時、ものすごいプレッシャーと戦ったんだろうな・・・。
それが今や立派な女王様。常に「公」としての立場を理解し、忠実だった彼女にとって、ダイアナはどう映ったことでしょう。
不仲をささやかれてもおかしくはないけど、どちらが正しいと問う議論はナンセンス。
いくら国民の願いでも、儀礼を無視して半旗を掲げさせるって、ちょっとなんだかな~と思ってしまう。
この映画を観てると、どこまでノンフィクションなのか分からなくなります。
でもこうだったんだろうな、と思わせるには十分な内容。

ダイアナに冷たいと一気に王室廃止の声が高まる中、就任したてのブレア首相が、女王を擁護しようと頑張る姿が清々しくてよかったです。
王室のないイギリスなんて、たぶん天皇家のない日本と同じくらい考えられないもの。
「税金の無駄」なんて批判も絶えずあるけど、そんな人でも目の当たりにして言う勇気のある人は少ないに違いない。
でもこの首相の奥さんも、演説を考える彼のスタッフも、ものすんごく感じ悪い。
「一回殴らせろ~!」と思ってしまった(爆)
いつの間に女王のシンパ?(-_-;
トニー・ブレアは労働党から首相になったのに、確かに不思議な首相。
(本物は『ビバリーヒルズ青春白書』のスティーブに似てる)
彼と女王って、チャールズよりもいい「親子関係」みたい。

ラストで、女王がブレア首相に「新聞に叩かれる日は突然くる」と言うシーンがありました。
重い言葉ですね(^-^; 最初の高い支持率も、気がついたら急落。ついには辞任することになりましたね。

一番うるうるっときたのは、女の子が女王に花を差し出すシーンです。
厳しいバッシングの中で、またダイアナに宛てた女王批判のメッセージを見た後で、それがどれだけ嬉しい出来事だったか。よかったな~、と泣けてきました。
すごく深い作品でした。
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