ロッタの映画日和

地味~に更新中? 最近は映画館通いも倹約中。。。

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それでも恋するバルセロナ

ウディ・アレンの最新作。監督自信が出ていない映画なので、ちょっとほっとしました(笑)
映画館へ行ったの久しぶりだ~!

夏のバカンスにやってきたアメリカ人のヴィッキーとクリスティーナ。
画家ファン・アントニオと出逢い、それぞれ惹かれてゆくふたり。
婚約者がいるヴィッキーより、クリスティーナを選んだアントニオは彼女と暮らし始める急激な展開。
理想的な婚約者を得ていると思ってたお堅いヴィッキーはアントニオへの恋心に悶々とし、やっと自分の望むものを得たと思ったクリスティーナは、殺人未遂沙汰まで引き起こして分かれた彼の元妻マリア・エレナの登場で、彼女にもある想いが芽生え「究極の三角関係」を作っていき…。

ウディ・アレン映画の魅力はそのセリフ。
ウィットに富み、言いたい放題遣りたい放題なのに、画面ではすんなり納まっているかのよう。現実的に考えてはいけません。
あくまで「虚構」だから彼の作品は面白い。
ありきたりのラブコメディにはならないしなる必要もない。
結構、ドキッとしたりギクッとするセリフも多かった(笑)
自分は保守的なヴィッキーだと思うけど(いや、観ている大多数の女性がそうだと思うけど 爆)、こんなつまらない男と結婚はしないだろうな~。
クリスティーナは自分探しを続けるとっても美人な女性だけど、中身はまだ子供。危なっかしいけど女友達としてはほっとけないタイプ。
だけどマリア・エレナは一番感情的に入り込めた気がするのはなぜだろう(--;
ファン・アントニオとどうしてもうまくいかないけど、離れられない関係。
一緒にいるとどうしても激情して傷つけあう(本当に傷を負う)のに、戻ってきてしまう。
魅力的だし、芸術家としての才能に溢れる女性。
自分で自分の価値を分かっていながらコントロールできないマリア・エレナ。
ペネロペ・クルスがこれでアカデミー助演女優賞を獲ったのも納得。
それまでスクリーンで輝いてたスカーレット・ヨハンソンを、たった3分の1の出演で完全に喰ってました。
やっぱりペネロペは美しいな~。
こんなエキセントリックで官能的な女性は、彼女以外には無理です。
スペイン人役なら尚更! スパニッシュだからこんな役でも「ラテン系って激しい」と納得してしまうのかも(爆)
コメディで最後まで突っ走らないウディ・アレン。
最後の最後に「現実に戻って、目を覚ませ」。
ヴィッキーは婚約者とめでたしめでたし。クリスティーナも三角関係から脱出。
そしてバカンスを終えて、自分の国へと戻っていくのです。自分にとっての現実に。
恋をして自分を見失ってまた自分を取り戻すヴィッキーとクリスティーナ。
対照的なふたりだけど、ファンとマリア・エレナに翻弄される様は似てたかも(笑)
あのカップルに手のひらで転がされてる感じがします。
つまりは監督自身に踊らされてたということか・・・。

舞台となったスペイン、バルセロナとオビエドの街の魅力も見所です。
いつでもどこでもワイングラス片手のスペインに行きたいな~。

んでもって、ハビエル・バルデムの「ステレオタイプの女たらし芸術家」は好みだったわ~♪



公式サイト
http://sore-koi.asmik-ace.co.jp/


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恋とスフレと娘と私(CS放送)

先日、何の気なしに観たこの作品が結構面白くてよかった~。
ダイアン・キートン演じる母親が、唯一結婚していない三姉妹の末っ子を案じて、花婿募集のweb広告を出したことに始まるコメディ。
母親ダフネの職業はパティシエール。末っ子ミリーはケータリングのオーナーシェフ。
美味しそうな料理、個性的なウェディングケーキの数々や、ファッションといった見所もあって楽しめました。

早くに夫を亡くして女でひとつで娘3人を育ててきたダフネは、少々(?)度が過ぎた心配性でおせっかいな母親。
「私の言うことは絶対!」
のセリフがお得意のママは、できないネットを使って、ミリーには内緒で彼女の結婚相手を見つけようと広告を出して面接を繰り返し、やっと見つけた建築家をミリーに近づけようとします。

「ダメな男にばかり引っかかる彼女には、ママが選んだ相手が一番に決まってる!!」
一見、ダフネの計画は成功したかに見えますが、精神科医の長女に広告のことがバレてしまい、更には「ママとのお見合い」を伺ってたミュージシャンもミリーに近づいて、ミリーは二人の男性の間で揺れ動くことに。
そして、事態はダフネ自身の人生を大きく変えることになっていきます。

ミリーの恋の行方が軸かと思いきや、最後にはダフネが!?
どの国でも、いつの時代でも親は子供を心配するもの。
娘が自分に似ているなら、どうにかして自分のように仕事だけの寂しい人生を送って欲しくない…。
親子の絆や葛藤、そして深い愛情が一番の見所でもあります。
ドタバタなラブコメディだけど、ほろっとするところもあってなかなか面白かった~。
建築家の彼は、「実は建築家じゃなくて詐欺師」という設定なのかと思ったけど、それは深読みしすぎだったわ(^^;

女はいくつになっても女を取り戻せる!!

さーて、私もまだまだこれからよ~♪








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ザ・マジックアワー(CS放送)

やーっとこさ観ました、三谷幸喜作品。
いろんなものを詰め込みすぎなくらい詰め込んだ、見所満載のコメディ。
分からなくても面白い。分かるともっと面白い。そんな魅力いっぱいでした~。

街を牛耳るマフィアのボスの女に手を出してしまった、備後は自分の命を懸けて「伝説の殺し屋・デラ富樫」を5日以内に連れてくるように命じられます。
しかし、だれも姿を見たことのない殺し屋を探す方法はなく、あっという間に期日が迫り、編み出したのはなんとも滑稽な苦肉の策。
映画のセットそのもののこの街で、映画を撮るフリをしてデラ富樫を演じる俳優をホンモノに仕立て上げること。
映画監督のフリをした備後は、売れない俳優村田を街に連れてきて、ボスに会わせますが、デラ富樫を演じる村田をホンモノだと信じ込んだボスは、彼を雇うことになってしまうのですが…。

不思議な港町・守加護(すかご)はどう見てもセットそのもの。
この「街」自体が、映画撮影と信じ込む村田と、現実のマフィアの抗争の絡む滑稽さを演出する材料にもなってます。
あえてチープさを出すから、そこにも笑える要素が押し込んでありますね~。
主要キャストはもちろん、カメオ出演する俳優陣たちのその豪華なこと!
故市川崑監督まで。映画の中で撮影しているのが『黒い十人の女』ならぬ『黒い百一人の女』なんだそうで。
香取慎吾にいたっては『THE 有頂天ホテル』の役そのままでギター片手に歌ってます。
アップじゃなかったので分からなかったくらい。歌声は聞き覚えがあったので、不思議だったんですけどね(^^;
モノクロの劇中劇『暗黒外の用心棒』の鈴木京香が美しかった~♪

村田演じる佐藤浩市の「シリアスな演技」がクサくてどこまでも面白く、ラストのどんでん返しを覆すどんでん返しも笑ってしまいました。
何度もナイフを舐めるシーンや、病院で会計係を狙うところも。
伊吹吾郎の「撤収~~!!」もいい味出してます。
個人的には寺島進が好きだったな~。

映画を愛する人が作ってるラストシーン。映画を撮ってるところを、撮ってる映画。
この監督ってどこまでも映画が好きで、それをお客さんに見せようとしてるんだなと思います。
なんとか観客を楽しませよう、もっと笑わせようという強迫観念に近い自虐さがまた面白さを生む究極のコメディ映画。映画じゃなきゃできないです、この作品は。

しかし感想の書きにくい映画だよ(爆)

守加護ってシカゴだよね…。『アンタッチャブル』を意識してるってそういうことだったんだ(笑)

公式サイト
http://www.magic-hour.jp/index.htm



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幸せのポートレート(BS放送)

『全米で「ラブ・アクチュアリー」の記録を超えた“理想”の幸せを探す あなたのストーリー』
というキャッチコピーだったのでテレビ放送を観ました。
NYのキャリアウーマン、メレディスが恋人エヴェレットの実家にクリスマスを過ごすためにしぶしぶ訪れます。
ガチガチの仕事人間のメレディスにとって、エヴェレットの家族は対極にいるようなもの。
自由奔放なボヘミアンタイプの母シビル、影の薄い大学教授の父、勝気な妹、酒とドラッグ好きな弟、ゲイのもうひとりの弟・・・。
などなど、メレディスの杓子定規では図りきれないような家族がずらーっと彼女を迎えますが、どうも「自分は受け入れられてない、嫌われてる」
たまらなく疎外感を感じ、自分の妹ジュリーを呼びつけます。
でもジュリーはメレディスよりも家族に打ち解け、気に入られた様子。
ますます苛立ったメレディスは、夕食の席で「ゲイは普通じゃない」「誰もそんな普通じゃない子は望まない」などと、ゲイである弟サッドとその恋人の前で発言!
エヴェレットに窘められるも言葉は止まらない。どんどん墓穴を掘ってしまう。
メレディスはその場にいる全員の、取り分け両親の怒りを買ってしまいます。
ここにはいられないと思った彼女は家を出て行く決心をしますが・・・。

全然納得のいかない映画でした。かなり辛辣に書きます(爆)
主人公のメレディスに共感が出来ないばかりか、そりゃないだろう~とツッコミ入れまくり(笑)
神経質な咳払いはともかく、のっけから「エヴェレットと同じ部屋に泊まるなんて嫌」と断固拒否して妹エイミーを自室から追い出した挙句「悪いとは思ってるけど、でも譲らない」という態度。
恋人といる時間でも携帯で喋り捲って彼の話も存在もそっちのけ。
おまけに同性愛差別をああもひどく家族の前で(というか本人達の前で)しまくったら、誰でも傷つくし不快に思う、絶対!
なのに「自分がどうして責められるのか」って・・・大人の発言じゃないよ~(--;
バリバリのキャリアウーマンかもしれないけど、TPOというものを考えない彼女には観ていて不快に思うだけ。
そんな恋人を庇って自分の家族を責めるエヴェレットの目、節穴じゃないの?(爆)
ここで「私はひどいことをしてしまった!」と反省して心を入れ替えるなら、まだ良かった。
でも逆に被害妄想と自意識過剰がエスカレートするばかりで、全然コメディにもハートフルでもないよ・・・。
個人的に、価値観の差はそれぞれあっても、人としてどうなのか疑問を感じるような言動は許せない性質なんです~(^^;

メレディス演じるサラ・ジャシカ・パーカーがゴールデングローブノミネートっていうのも、アメリカって!?
その後のメレディスとベン、エベレットとジュリーの恋愛騒動もちょっと取ってつけた感が否めませんでした。
話の軸自体がズレてるというか、どのエピソードも中途半端で、メレディスが主人公という雰囲気もあんまりないし、群像劇にもなってないな~。
これは期待はずれだ~・・・。
どう感じるかは観る人それぞれなので、この映画が好きだという方には申し訳ないです<(_)>



公式サイト
http://movies.foxjapan.com/familystone/



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ヒトラーの贋札

完璧な贋札。
それは俺たちの命を救うのか。
それとも奪うのか―

2008年のアカデミー外国映画賞を受賞した秀作です。
ナチスが国家を挙げて行った史上最大の紙幣贋造事件という史実を元に、収容所でその任務を強制されたユダヤ人たちの物語。
スリルというとそごく語弊のある表現ですが、終始観ている方まで緊張しっぱなし。どきどきしながら祈るように観ていました。
ザクセンハウゼン強制収容所に送られてきた凄腕贋作師サリー、印刷技師ブルガー、歳若いコーリャ等技術を持った収容者達は、内部の秘密工場でナチからポンドの贋札を作るよう命じられる。
ポンドの大量贋造により、敵国イギリスの経済に大打撃を与えようという『ベルンハイト作戦』。
敗戦が色濃くなってきた中での、荒唐無稽ともいえるナチスの苦肉の策・・・。
サリー達はもちろんナチスに力を貸すような裏切りはしたくないけど、命令に逆らえば自分達はもちろん、同じように収容されている家族の身も危険にさらすことになってしまう。
なんとかぐずぐずと引き伸ばすように作業に当たるものの、ナチの将校からは「期日までに完成させないと見せしめに5人を銃殺刑にする」と宣告されてしまい・・・。

男達の文字通り「命を懸けたぎりぎりの戦い」に対する葛藤、正義感、倫理観、家族愛などいろんな感情が濃密で細やかに描かれていました。
主人公のサリーはかなり偏屈で自分しか信じないような性格だったのが、他の収容者たちと接する内にだんだんと人間らしい心を取り戻していく様子に心を打たれました。
手に技術を持った彼らは、同じ収容者の中でも「破格の特別扱い」されていた人達とも言えるかもしれませんが、危険と隣り合わせには違いなく、この事件を通して収容されたユダヤ人のありのままの姿を観たような気がします。
石鹸や水を使ったり、ベッドも他の棟よりも良く、音楽まで聴ける。
罪悪感からか、他の棟から漏れ聞こえる悲痛な音をシャットアウトする為、窓を閉め切ってしまうシーンもありました。
同じ作戦に手を貸すユダヤ人の中にも、考え方の違う人はやっぱりいて、それがまたぶつかり合いの種になる。
それぞれが信念や誇りを持っていて、どちらが正しいとか間違っているとは言えません。
どの人物も善人と悪人というタイプには描かれていないから、真実味というか人間味があってぐっとくる。
ナチスの手によって人生を理不尽に終わらされた数多のユダヤ人・・・。
「今日の銃殺より明日のガス室のほうがいい」というセリフにはずしんとくる重みがあります。
古紙の中に紛れ込んでいたパスポート・・・仲間のユダヤ人の家族のもので、それはもうこの世にはいないという証。
結核になったコーリャを何とか救おうとサリーは取引しようとするが、結局病気がバレて銃殺されてしまうエピソード。
乾いた感じに撮っているのが、余計に心に訴えてきました。

生と死の狭間で悩み苦しみ、それでも生きたい、生きて家族に再び会いたいと強く願い、運命にこんなふうに立ち向かおうとする人達もいたんだな~。
日本の戦争に行かれた方のお話では、「生き残って仲間に申し訳ない、恥ずかしい」という言葉も聴いたことがあります。
戦争に行ったわけではないけれど、不条理な戦いに容赦なく巻き込まれ、苦しみをともにした同胞たちに、いろいろな思いがあったはず。

思ったよりすんなり物語に入り込めたし、重苦しい雰囲気もありませんでした。
だからこそ、「自分だったらどうする? どうしたい?」と色々考えさせられるシーンが多かった。
作戦に協力することで自分の命は今日は助かる。でも壁の向こう、塀の向こうでは同胞達がどんどん殺されていく。
ひどい食事、将校による日常茶飯事の暴力。
ラストの方でナチがすっかりいなくなり、戦争が終わったことを悟る場面が印象的でした。
収容者たちも知らなかった建物の多さ。
それは同時に、すっかり生きる気力をなくした亡霊のような同胞たちの多さ・・・。
冒頭とラストで描かれる、終戦直後のモンテカルロのカジノで大量の札束を出すサリーがいますが、あれは自分達が仲間とともに作った贋札なのかもしれません。
そのお札も、タンゴの音楽も、死ななければならなかった仲間や多くの同胞へのレクイエムだったのかな・・・。
歴史サスペンスとしても、ヒューマンドラマとしてもとてもクオリティの高い作品です。



公式サイト
http://www.nise-satsu.com/




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つぐない

これを観たのは1年も前になる気がする・・・(滝汗)


1930年代夏のイングランド。政府官僚の娘美しいセシーリアと使用人の息子ロビーの恋は、セシーリアの妹ブライオニーのひとつの嘘によって、始まりとともに悲しい運命の一途を辿ることになる・・・。
ブッカー賞作家イアン・マキューアンの『贖罪』を映画化。

ヒロインのキーラ・ナイトレイの惚れ惚れする容姿と、序盤のカントリーハウスを舞台にした美しい映像。音楽の素晴らしさと、私好みの作品ではありました。
・・・が。
とにかく物語の進め方がどうかと思うんですよね~。
どこからどこまでが過去で、未来で、はてまた現実なのか虚構なのか。
話が進めば進むほど、頭が混乱してしまいました(爆) わーかーらーんー。
一緒に観た友人も「ちょっと分かりづらい展開にしすぎ」と指摘していたので、私だけこう思ったのではなさそうです~。ほっ。
ブライオニーは小説家志望(というかなったつもりに妄想入ってる)で、それがラストの私も大好きなヴァネッサ・レッドグレイブ演じる老人になったブライオニーのインタビューへと繋がっていくんですけど、えーと何がどこまで脚色だったの?(笑)
後で思えば思うほど、区別がつかなくなってしまいます。
カントリーハウス滞在中に起きたレイプ事件の犯人が、ロビーだったと思わず嘘の証言をしてしまうブライオニー。
『つぐない』とは彼女が、姉や自分も好きだったロビーを不幸に陥れてしまったことに対する気持ちなんでしょうけど、だからこそ戦争が始まると看護婦となって献身的に働いたんだろうけど・・・。
釈放されたロビーは戦争に行ってしまうし、セシーリアは妹を簡単に許してはくれないし、挙句ブライオニーを許すことなく戦渦に巻き込まれて二人は死んでしまう。
こう書くとものすごく暗い話ですね(^^;
主人公がセシーリアじゃなく、ブライオニーの視点で進むからなのか、軸となるはずの「悲劇の恋」がぼやけてしまって、後半は戦争映画のようになってました。(海辺の戦地のシーンが、かなり長いんです)
それにブライオニーに共感が持てないから、どこか冷めた見方しかできなかったかもしれません。
キーラのセシーリアも、美しいけどそれをいまいち生かしきれてないというか、本当はもっとあの美しい情景に溶け込めるはずなのにな~。
ちょっとしたズレが、ストーリーを壊しすぎたように思えてしまったので・・・。
そうそう、全ての発端となった例の事件は、後年意外な(しかもかなり苦い)展開となってしまったんですよね。あれはちょっと・・・被害者の女性が可哀相過ぎるっ!

全然褒めていないように書いてますが、「秀作」と呼べる作品ではあると思います。たぶん・・・。
多感な思春期の心の揺れ動く様。淡い恋心と、その相手が憧れでもある姉だという、片思いの相手への複雑な気持ち・・・。
だからこそ、もう少しセシーリアやロビーに寄り添った描き方をしてくれると、それが生きてきたと思うのでちょっと残念です。
でも、イングランドのカントリーサイドと、ヴァネッサ、ブレンダ・ブレッシン、そしてインタビュアーのあの人を観るだけでも!



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レッド・クリフ PartⅠ(テレビ地上波)

三国志には何の興味もなかったけど、こんなに面白い映画になったとは~!
男達の戦いって本当にカッコイイ。

西暦208年。曹操軍に追われる劉備軍は孫権軍と同盟を結ぶため、軍師の孔明を孫権のもとに遣わした。しかし孫権軍では曹操に脅威を感じているものの非戦を唱える臣下が多く、同盟は容易に成立しそうもない。そんな中、孔明は赤壁で孫権軍の司令官・周瑜と出会い、そのカリスマ性に魅了される。一方の周瑜も孔明の人柄と戦術眼に驚嘆し、その存在を意識するようになる。そして二人は信頼を深め、共に戦う事を決意するのだった。(goo映画あらすじより)

金城武が孔明とは、これまた驚き。でも不思議と似合う。中国語を喋ってる方が彼らしい気がします、やっぱり。
中村獅童も出てたのね。
そんなことより、なんといっても名優トニー・レオン演じる周瑜の男らしさ! 惚れます。
パート1では(中国史に弱い私は名前しか知らない)赤壁の戦いに至る経緯を描いてますが、戦闘シーンも迫力がある。
痛そうだけど・・・(爆)
現在公開中のパート2への布石といったところでしょうが、それでもこんなにスケールの大きい映画の仕上がりだとは思いませんでした。期待以上です。
長い歴史を誇る中国は、その昔から世界有数の他民族国家であり、多くの民族が建てる王朝が興亡してきました。
その王朝の覚え方は殷から中華人民共和国まで、「もしもしカメよ」の歌に乗せて覚えると簡単ですよ~。(←田中芳樹の『創竜伝』で覚えた)
その中でも歴史マニアに人気が高い三国志。
まだ漢王朝が終わろうとしつつあり、まだ国内が混乱を極めていた頃に台頭してきた曹操と、彼に立ち向かうため兵を起こした劉備、彼の参謀孔明、敵であったが劉備と手を結ぶ孫権、司令官の周瑜。
曹操が徹底的に卑劣な悪党に描かれてて、その他の登場人物をより一層引き立ててるといっても過言ではないでしょう。
男達の生き様と、それを支える女達の芯の強さに、スクリーンから訴える力を持った作品です。さすがジョン・ウー。
パート2も早く観たいな~。パート3が公開する頃にテレビで放送するかな(笑)

あと、地上波で観てたら最後に2の予告がやってたけど、あれはやりすぎ!
ストーリーが見え過ぎて逆に面白くなくなります。
興醒めしたので慌ててテレビを消しました・・・。

むかーしNHKで『三国志』の人形劇をやってたけど、あれはかなりの出来栄えで周囲でも観てる友達が多かった~。



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クローズド・ノート(CS放送)

あの可愛い竹内結子も霞んでしまう(?)沢尻エリカ。
いろいろな噂を聞きますがやっぱり若手女優の中ではピカイチだと思います。
スクリーンでの彼女はオーラが違う気がします。

教師を目指す大学生の香恵は、引っ越したアパートで前の住人の忘れ物を見つけた。
その一冊のノートが、見知らぬ女性の過去と香恵の現在を思わぬ形で結び付けていく・・・。
引っ越した当日にアパートの彼女の部屋を見上げていたひとりの男が、バイト先の万年筆屋に現れた。
何度か会ううちに彼の事が気になる香恵は、彼・石飛が新進気鋭のイラストレーターであることを知り、やがて恋心を抱くようになる。
そして香恵は忘れていたノートの存在を思い出し、迷いながらも読み始めると、そこには「伊吹」という新米教師の生徒達への思いや悩み、「隆」という男性への恋心が綴られていた。
読み進めるうちに、伊吹にシンクロしていく香恵は、自分もまた石飛への片思いを募らせていく。
やがて香恵の前に思いもよらない形で伊吹が現れることになる・・・。
現在の香恵と、日記に描かれる(一部は香恵の想像の)伊吹の過去。
何となく観始めたけど、想像以上に良い映画でした。
過去が現実と重なり合ってからの展開も、泣かせるものがあって、心がほんわか温まります。
伊勢谷友介や板谷由夏、永作博美、中村嘉葎雄といった俳優陣もしっかりと物語を支えて、あとサエコも出てましたが、栗田麗が出てるのはびっくり~!
『ラブレター』で泣かせてくれた「久美子お母さん」。今回もお母さん役でした。
そして、小学生が歌う「翼をください」! ん~、『ラブレター』意識してますか?(笑)←映画の方が先か。

「しっかり」って漢字があったことも知らなかった私・・・(爆)



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うた魂♪(CS放送)

合唱部一の歌唱力を誇る、高校生のかすみは、かなりの自意識過剰。
海岸で歌う自分に浸りきるという、なんとも笑えるシーンから物語は始まります。
気になる生徒会長から「歌ってる君を写真に撮りたい」と言われ、浮かれも自信も最高潮。

私の歌ってる顔 ⇒ 美しいもの ⇒ 美への賛美 ⇒ 私のこと愛してる


・・・どんな思考回路やねん(爆)
ところが、できあがった写真を観てびっくり! しかもそれが校内新聞に載ってしまう!!
「産卵する鮭に似てる」と生徒会長にも全校生徒にも笑われ、すっかり自信を喪失したかすみは、合唱部を辞めると言い出すが、コンクールでやる気のない歌い方をみた他校のヤンキー・グリーメン(笑)から因縁をつけられてしまう。
彼らの歌を聴いたかすみは、その力強さと訴える力に驚いて、自分の歌に対する気持ちや自意識過剰な性格にも変化が現れ・・・。
基本的にはコメディなんだけど、部内一のソプラノだった自分が勝手な行動を取ったことから譜めくりからスタートすることになっても、負けずに頑張っていくことって実は結構難しいこと。
打たれ弱いかと思ったら根性のある女の子でした(笑)
かすみを一方的にライバル視する同級生も、そうなった原因がかすみの歌にあるエピソード・・・あれをやられたら確かに立場なくなる気がする(爆)
思春期の頃って、そういうなんでもないことに一喜一憂するお年頃だったなと思います。
ゴリ達ヤンキーが歌う尾崎豊とか、薬師丸ひろ子演じるやる気のない産休教師が実はストリートミュージシャンだったとか、歌が好きな人なら誰でも楽しめます。
欲を言えば、合唱なんだからもっと有名な(?)合唱曲をバンバン出して欲しかった~!!

こんな私も、元「合唱人」・・・。

犬と私の10の約束(テレビ地上波)

作者不詳の短編詩(英語)を題材にした、心温まるお話でした。
作者が分からないまま広まる詩、『1000の風になって』みたいですね。

1. 私と気長につきあってください。
(Give me time to understand what you want of me.)
2. 私を信じてください。それだけで私は幸せです。
(Place your trust in me. It's crucial to my well-being.)
3. 私にも心があることを忘れないでください。
(Be aware that however you treat me I'll never forget it.)
4. 言うことをきかないときは理由があります。
(Before you scold me for being lazy, ask yourself if something might be bothering me.)
5. 私にたくさん話しかけてください。人のことばは話せないけど、わかっています。
(Talk to me sometimes. Even if I don't understand your words, I do understand your voice when it's speaking to me.)
6. 私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないで。
(Remember before you hit me, I have teeth that could hurt you, but that I choose not to bite you.)
7. 私が年を取っても、仲良くしてください。
(Take care of me when I get old.)
8. 私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください。
(My life is likely to last 10 to 15 years. Any separation from you will be painful for me.)
9. あなたには学校もあるし友だちもいます。でも私にはあなたしかいません。
(You have your work, your entertainment, and your friends. I have only you.)
10. 私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを。
(Go with me on difficult journeys. Everything is easier for me if you are there. Remember I love you . . .)

函館に住む14歳のあかりの元に、ある日一匹の子犬が迷い込む。
父の勤める大学病院に入院した母を見舞う彼女は、こっそり子犬を連れて行き、母から「ソックス」という名前と、「犬としなければならない10の約束」を教えられた。
実はもう長くは生きられない母。優秀な医師でありながら、仕事が忙しく家族と過ごす時間を思うように持てない父にとって、自分の妻を救う手立てがない現実がどれほど辛く、深い絶望を抱えるものだったのか。
まだ幼いあかりにとっても、突然の母の死はとても大きなショックを与えた。
そんな彼女を励まし、癒してくれたソックスと親友・進。
元気を取り戻しかけた彼女だったが、父の栄転で札幌へ引っ越すことになり、ソックスとも進とも離れ離れになってしまう。
札幌へ移っても父の激務は相変わらず。
留学することになった進を見送ろうと、父のバイクに乗せてもらうあかりだったが、急患が入ったために結局間に合わず、空港に残されていた進のメッセージを握り締め悲しみにくれるあかり。
そんな彼女の元に、進の家に一匹置き去りにされたソックスは、かつて彼女達がそうして旅立ったように電車に乗って戻ってきた。
娘を傷つけた自分を責める父は、一念発起で病院を辞め、函館の我が家に戻って開業医となる決意をする。
そして月日が流れて、獣医学部に通うあかりは、プロのクラシックギタリストをなった進と再会し、恋に落ちた。
憧れの旭山動物園に就職し、ひとり暮らしをするようになったあかりは、やがてソックスとの時間を持てなくなっていく。
ソックスとの出逢いから10年。あかりは母に教えられた約束を思い出す・・・。

動物は人間とは違う時間の流れで生きていて、ほとんどは先に逝ってしまうもの。
犬や猫をペットとして飼う人はたくさんいます。
でもどれだけの時間を彼らと過ごし、慈しむことができるのか。
言葉を持たない動物だからこそ、飼った責任をきちんと果たせる飼い主がどれだけいるのかな。
人間の世界に束縛してしまうのはエゴでしかないけど、元々人間に飼われる為に生まれた犬は一番人間と仲良くなれる気がします。
健気で一生懸命あかりを励ますソックス。
飼い主が自分のことで忙しくなって犬のことを忘れてしまっても、彼らには飼い主しかいないんだということ。
そして、あかりと離れてるときに可愛がってくれた進が落ち込んでるときも、彼を癒し励ますソックスの姿はとっても泣けました。
動物を虐待する飼い主や簡単に捨ててしまう人間が多いけれど、命ある彼らはものじゃないんだということを、もっと多くの人に分かって貰いたいなと思いました。
私も犬を飼っていたことがあるけれど、もっともっと一緒に遊んであげればよかったと後悔しきりです。
寂しい思いをさせたのに、私をずーっと待っててくれたことが分かったときには、もう時間は残されていませんでした・・・。

それだけに、ソックスを看取ることができたあかりを、そしてソックスを幸せだなと羨ましく思いました。

相棒 劇場版/絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン(テレビ地上波)

人気テレビシリーズの劇場版。最近では、最新作が上映されると、ほんとにすぐテレビで放送するので助かります(笑)
面白いけどすぐ忘れてしまって、たまーにしか観ないドラマでしたが、登場人物はこないだまでやってたシリーズに出てたのもいるんですね。木村佳乃とか。ドラマを観なくても、もちろんストーリーは分かります。
元キャスターがテレビ塔で殺害されたことから始まる連続殺人。現場に残された謎の記号。
狙われた美人議員雛子の護衛を任された杉下右京と亀山薫は、事件を追ううちに「処刑リスト」というSNSに行き当たる。
そのリストに雛子や殺されたキャスター仲島の名前を発見した杉下は、これらが予告殺人であり、現場に残されていた記号がチェスの棋譜であることを突き止めた。
サイトを乗っ取った人物とネット上でチェス対決をすることになった杉下。
勝った杉下だったが、事件は終わりではなかった。
犯人の次なるターゲットは、東京マラソン。大勢のランナーと観衆を人質に、事件は思いもよらぬ方向へ展開する・・・。

チェスは全然分からないけどストーリー展開はドキドキしました。
かなり早く話が進むので飽きさせないし、謎が謎を呼ぶのが好きなので、かなり面白かったです。
最後の展開はちょっとつまらなくなるんだけども・・・。謎って分かってしまうとそうなることが多いですね。
個人的には柏原崇が出てる作品が久しぶりだったので、嬉しかった(笑)
テレビシリーズを全部観たいけど、かなりたくさんあるのでいつになることやら~。
ちなみにこの映画を観てから、最新劇場版を観るのがいいらしいです。スピンオフなので。

テレビで鑑賞日記 4月編

名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)(テレビ地上波)


マンガは読みかけだけど、アニメも馬鹿にできない出来栄えなんですよね。
9時からの放映だったので観てしまいました。
音楽家たちが狙われる事件ということもあって、パイプオルガンやソプラノの歌声が聴けたりと、音楽好きには楽しめました。
ミステリとしてはそんなにびっくりするようなこともなく、話の展開は分かりやすく進むということもあって、テレビとはちょっと違った雰囲気でした。仕掛けは面白いものだったのに、あんまりクローズアップされなくて、「衝撃のトリック」というものはなかったな~。最近のテレビ版もそうなりがちなんだけど(爆)
最新作は例のウォッカやジンとの戦いの話なので、やっと「本編」の新たな展開が期待されるところ。
・・・しかしこのマンガ、どこまで続くんだ!?


奇人たちの晩餐会(CS放送)


これを観るのは2度目。最初に観たときは抱腹絶倒、お腹が痛くなるくらい笑ったけど、こんなに物足りなかったかな? と拍子抜けでした。
水曜に変人達を招いて、誰が連れてきたの人が一番変人かを競う、悪趣味な金持ちたち。
招かれる変な男が、すること言うこと全部裏目に出てしまい、思いもよらぬ大騒動を巻き起こす・・・フランスらしいちょっとブラック菜コメディ。フランス映画が嫌いな人が観ると、いらいらするだけで終わってしまうかもしれません(笑)

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